留学体験記
ソウル国立大学 医学科6年次 竹原 優
2025年2月から約1ヶ月半、大韓民国?ソウル国立大学の形成外科で実習を行いました。情勢が不安定な時期ではありましたが、現地の先生は温かく迎え入れてくださり、たくさんの貴重な経験をさせていただきました。ソウル国立大学の形成外科では日々、再建手術?先天性奇形?熱症治療など様々な手術を行っていました。朝から晩まで手術室で手術に入らせていただき、ガウンを着て術野で直接指導もいただきました。
ソウル国立大学は国際色豊かで、わたし以外にも各国から留学生が訪れており、各国の医学部のギャップに驚きながら、実習とプライベート共に非常に充実した日々を送らせていただきました。
今回の留学で得たつながりは、現在も続いており、わたしの医師としてのキャリアを形成するなかで、大きな出会いであったと確信しております。このような貴重な機会を与えてくださった教職員の皆様に感謝申し上げます。
セントポール大学フィリピン 医科栄養学科2年次 細川 瑛奈
2025年2月末から2週間、フィリピンのセントポール大学に留学させていただきました。この留学を通じて海外文化に関する貴重な経験をすることができました。
平日の午前は英語の授業を受け、午後は各自の専門科目に合わせた授業を受けました。私は医科栄養学科なので内容が一番近い看護コースの授業を受けました。SPUPの先生方が栄養に関連する授業内容を展開してくださったので、自分の知識と結びつくところもあり有意義な時間を過ごせたと思います。文化面に関して、留学先の地域には現地の文化が色濃く残っているように感じました。休日には現地の方々に山や洞窟に連れて行っていただき、雄大な自然を肌で感じたり、現地の方々の伝統的な踊りを一緒に踊ったりして異文化を五感を通して体験できました。今回の留学で得た刺激と経験を忘れず生活していきたいと思います。
最後になりますが、このような貴重な機会を与え、支援してくださった皆様に厚く御礼申し上げます。
メトロポリア応用科学大学 保健学科看護学専攻3年次 柏木 柚
2024年夏、フィンランドのメトロポリア応用科学大学に留学しました。私にとって初めての海外経験であり、将来について考える大きなきっかけとなりました。現地では、建物や自然の美しさ、日本との違いに感動する日々でした。大学では、他国の留学生と看護ケアに関するディスカッションやシミュレーションを行い、実践的に学びを深めることができました。授業外でも多国籍の仲間と観光地を巡り、互いの文化について語り合う中で、忘れられない思い出を得ることができました。この経験を通して、英語を通じた人とのつながりの楽しさを知り、海外で働きたいという目標が生まれました。そして、フィンランドを心から好きになりました。
1年が経とうとしている今でも、留学で得た学びが原動力となり、日々英語学習に励んでいます。将来は日本と海外の両方で経験を積み、再びフィンランドに戻って看護師として働きたいと考えています。価値観を大きく変えてくれたこの留学と、支えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。